新しい春の訪れ

昨日、午前中にウエスレヤン大学の私の研究室に置いてあった全ての本と勉強道具を浦安の自宅宛てに送り出した。

からっぽになった研究室に座っていたら、これで長崎の生活も本当に終わったなぁって感じた。あっという間の一年間でした。

それから、JR諫早駅までの下り坂をぶらぶらと歩いて行き、駅前の食堂で長崎チャンポンを食べたのだけど、何だか気が抜けて、しばらくボ~っとしてしまった。

そう言えば、昨晩飲んだ大村市のバー「ガルフ」のバーテンダーさんが言っていたけど、どんなに自分が好きなことでも、自分が置かれた環境とか、好きなこと・人に対する距離によって嫌いになってしまうこともある。人権というものは、わたしにとっては一番大好きなものだけど、これから、この人権とどんな風に向き合ってゆくか、自分も、この機会に少し考えてみようと思った。

その後、気を取り直して、午後1時25分から諫早商業高校国際科の一年生相手に110分ほど世界の子ども達の現状と人権についてお話しをした。

人権というと何か怖いものとか、自分の日常生活からは遠いものと感じている人たちは少なくないし、人権=自己主張、反政府みたいなステレオタイプが今でもはびこっていることは事実である。

今回、大学の最終講義で学生にも紹介したのだけど、わたしはイェーリングの『権利のための闘争』(岩波文庫)が権利という言葉を正確に理解する上では一番良い本だと思っていて、要するに自分のことを大切に感じ、他の人も同じように大切なんだと思う感情が権利感覚であって、この感覚を実際の社会で実現するための制度が法や倫理規範としての人権というものなのだと、わたしは考えている。

要するに、幸せに生きたいなぁ、という気持ちが権利感覚なのだというのが私の基本的立場。

そんなことを話した後、長崎空港に向かい、羽田行きの飛行機に乗った。

今朝、浦安の自宅の庭を見たら、春の気配が漂っていた。

いよいよ、新しい旅立ちです。(^-^)

 

 

広告

新しい春の訪れ」への1件のフィードバック

  1. 森田さん、お疲れ様でした。
    どうぞ、新しい春の息吹の中で、ゆっくりとお休みなさってください。感謝をこめて
     
     

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中