「人権工学」

今年の春、東洋大学大学院において行う最初の講義案を書いてみた。
今年初めから、ずっと博士論文の作成作業に取り組む中で次第に熟成してきた一つのアイデアを始めて世の中に問うことにした。
これが「人権工学」というコンセプトである。
もちろん、「人権工学」の「工学」は、松岡正剛先生が創始された「編集工学」からのパクリである(笑)。
ただ、単なる言葉遊びではなく、松岡校長先生がいつも言われる「方法」というものに対して拘っていこうという思いが、この言葉には籠められている。
「人権」というものは、アタマで考えるだけではダメで、実際に色々とやってみて身に付くものであるということ、また特に日本社会では「人権」というと何か反社会的でおどろおどろしいものという印象を持つ人も少なくないけれど、実際に近代社会において誕生した「近代人権」という理念は、人の生命への畏敬とか尊厳の尊重を基礎とする素晴らしい生き方、思想なのだということを伝えたいという思いも、「人権工学」という言葉には籠めた積りである。
そして、もちろん、「人権」という理念が、西欧社会だけのものではなく、自然科学と同様に、地球上のいかなるところでも定着し得る普遍的な言語体系、信念体系であるという意味もこめられている。
東工大に来て知り合った理工系の先生方から学んだことも、もちろん、ちゃっかりと吸収させていただいている。
「人権工学(Human Rights engineering)」。
どんな授業になるか、我ながら楽しみだな。(^-^)/
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