最愛の早稲田

今日は夕方、早稲田大学に出掛けた。
10月2日に予定されている自分の博士論文の公聴会の告知文書を確認してみたいという単純な動機である。
こんな時に限って、スーパーラックが待っているもの。
先ず、今日は早稲田大学が誇る国際教養学部の9月入学式だった。
早稲田大学の西早稲田キャンパスの中に入ると、国籍、年齢がとっても多様な集団が歩いている。
何だかとってもインターナショナルな感じと思いながら、自分が所属する社会科学研究科のある14号館に歩いてゆくと、実は国際教養学部の入学式だった。
 
その後、社会科学研究科の事務室のある3階に行くと、ちゃんと自分の博士論文公聴会のお知らせが貼り出してあった。
それから、事務室を訪ねて博士論文の製本の仕方を書いた資料をいただき、10階にあるPCルームで少し作業をして帰宅しようと1階に降りた。
でも、折角、早稲田まで来たのだ。
博士論文公聴会の会場を下見しておこうと思い直し、10階に戻ったところ、なんと古賀先生が研究室にいらしたのだ。
先生は多分、別のお仕事でご多忙であったはずなのに、少しも嫌な顔をされずに博士論文についてご指導をしてくださり、、今後の作業スケジュールも決まった。
その後、ついでに今後の自分の身のふりかたについても相談してしまった。
本当に持つべきものは信頼できて尊敬できる恩師である。
 
ところが、幸せは続くもの。
古賀先生の研究室を出たら、エレベーター前で憲法学の後藤光男先生と遭遇。
後藤先生のお弟子さんは今、バンコクのILO事務所で働いていて、5月に私が在京米国大使館の招待でバンコクに出掛けた際に偶然お会いする機会に恵まれて、限られた時間だったけれど、とっても楽しい一時を持つことができた。
そもそも、早稲田大学社会科学研究科に入学した私が最初に取った講義が後藤先生の憲法学&人権だった。
当時(そして、多分今でも)法学、法哲学の語法を弁えない私の勝手な議論をとっても前向きに評価してくださり、2回も発表の機会を与えてくださった。
今から考えれば、本当に子どものようなレベルだった自分の発表に真剣に向き合ってくださった後藤先生には感謝の言葉もない。
『人権をひらく』(藤原書店、2005年)の後書きにも書いたけれど、早稲田大学大学院に来てから、本当に楽しいことだけが起きた。
 
その早稲田大学もとうとう卒業である。
10月2日には、お世話になった先生方に恩返しをする積りで、出来る限り立派な研究報告をしたいと思う。
 
勉強の秋。
そして、挑戦の秋である。
 
 
 
 
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最愛の早稲田」への2件のフィードバック

  1. お久しぶりです。お元気でしたか?長崎は、朝と昼の寒暖の差が激しくなり、秋季節を実感できるようになりました。馬肥ゆる秋…のように食欲の秋でもありますね(笑)そして勉学の秋。この度先生が博士論文書かれるということですが、今回はどのようなテーマの論文をお書きになられるのですか?ぜひお聞かせください。
     『人権をひらく』(藤原書店、2005)では、私がまともに「人権」という分野に触れることになった最初の一歩と言えます。今後の執筆活動にも期待しています。
     
     

  2. 長崎で知り合った方ですね。
    お名前が想像がつかなくてご免なさい。
    でも、わたしの『人権をひらく』を通じて人権に関心を持っていただけたのだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
    わたしの博士論文は『人権をひらく』の内容に、チャールズ・テイラーの最初の大著である『ヘーゲル』をベースにした論文、2001年以降のマイケル・イグナティエフの全作品を踏まえて現代日本と自由民主主義について論じた論文、それから井上達夫先生の『他者への自由』をベースにした書下ろし、個人主義を巡る書き下ろしの論考、その他を付け加えたものとなっています。
    わたしは生粋の「人権屋」ですので、博士論文も当然、人権がテーマです。(^-^)/
     

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