今よりもすごい、生きていたいと思った

今日、「硫黄島の手紙」を観た。
帰宅後、この映画で日本の新米兵、清水を演じた加瀬亮のインタビュー動画を聴いた。
「なんで戦ったのか分らない」
「戦争っていうこと自体が分らない」
と語りながら、清水を演じるなかで「今よりも、すごい生きていたいと思った」「この気持ちは忘れないでいこう」という加瀬亮の言葉は印象的。
 
「清水が最後に辿り着く境地は現在の自分に近い」
2005年夏に長崎で如何に被爆体験を継承するか?とテーマとする演劇ワークショップをやったことがあった。
そのワークショップのファシリテーターを務めてくれたフィリピン教育演劇協会のアーニー・クロマさんが参加者に「自分の感情の引き出しを開けなさい」と指示していたことを思い出した。
 
現代の日本に生きる自分たちが戦争というものを現実のものとして感じることは出来ないのだけど、類似の感情を引き出すことで、愛する人が避けられたかもしれない出来事で殺されることの悲しみを想像することは出来るという趣旨だったと思う。
 
今の日本に一番大切なものは、この共感する力だろうと思う。
そして、多くの若者たちはこの力を失っていない。
 
問題は多分、おとなの側にある。
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