日本と自分の将来を考える上で役立ちそうな本

この連休中に、末吉竹二郎・井田徹治『カーボンリスク』(北星堂)、中野麻美『労働ダンピング』(岩波新書)、長坂寿久『オランダモデル』(日本経済新聞社)、竹内宏・村松岐夫・渡辺俊夫『徹底検証東アジア』(勁草書房)を読んだ。
 
日本という社会と国家が、今、たいへんな閉塞感のなかにあることは間違いがない。
少子高齢化による国力の長期的低下が予想され、国際的にも日本が進むべき方向性が明らかになっていない。
今回読んだ本は、全て、こういう現状認識と危機意識が根底にあって書かれたものである。
 
環境問題に関して、国際的なレベルで積極的な取り組みを日本が主導すべきであるという主張。
オランダモデルを参考にしながら、パートタイム労働の条件を改善することで、日本社会で進む労働市場、そして人々の二極分化を緩和しようという提案。
東アジアの現状を踏まえつつ、日本の今後の国際政策を検討する論考。
 
それぞれに参考になった。
 
一般的な結論ははっきりしている。
現在、日本社会に蔓延している内向き志向を克服して、国際社会で積極的な役割を果たすことによって国際社会の信頼を獲得すると同時に、日本の構造改革を進めることによって国と社会の活力を取り戻すこと以外に、日本と日本に住む人々が今後も幸せな人生を維持する方法はないということ。
 
問題は、国際社会でどのような理念を掲げ、どのような具体的政策を取ることが日本社会にとって正しい選択なのか、そして日本社会を活性化させる構造改革はどのような順序で進めるべきなのか、ということである。
 
 
これからの10年間は、日本と自分自身にとってたいへん興味深い10年間となると思う。
 
前進の時です。
 
 
 
 
 
 
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