フォーレ「レクイエム」

昨晩は、東京国際フォーラムでフォーレのレクイエムを聴いた。
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭のプロググラムの一つ。
会場は、Aホール。
2004年5月に日本ユニセフ協会主催の子どもの人身売買に関する国際シンポジウムが行なわれた懐かしい会場。
久しぶりに入場してみて、その大きさに今更のようにびっくり。
もっとも、今回は自分が主催者ではないので、来場者数に一喜一憂する必要がないところが、とっても気楽。
 
フォーレは素晴らしい音楽家だけど、ベートーベンやモーツァルトに比べれば知名度は劣る。
こんな大きな会場で大丈夫かなぁ、というのは、まさに杞憂。
1階、2階ともほぼ満席という大人気だった。
そして、ローザンヌの合唱団とポーランドの室内楽団からなる「レクイエム」は素晴らしい演奏だった。
 
フォーレには、無理をしたところや、衒い、誇張が少しもない。
音の作りは精妙そのもので、それでいて、典雅な、伸び伸びとして自然な暖かさがどの曲にも溢れていて、聴いていると心が癒されるという意味ではモーツァルトと似ている。
そして、実はたいへん深い。
ただ、その深さをひけらかさない謙虚さがある。
その意味では、印象派の画家の一人であるシスレーとよく似ていると思う。
そして、2人とも、私が一番好きな芸術家である。
 
昨晩は、レクイエムを聴いたあと、地元のパブでディキシーランドジャズの生演奏まで聴いてしまった。
クラシックとジャズ。
フォーマットはもちろん全然違うのだけど、人の心のどこかを癒したり、活発にしたり、音楽あるいは芸術というものは、人が生きる上で欠かせないものの一つだと感じた。
 
 
 
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