東京会合@第三回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議の報告

ヴィテット・ムンターボーン教授&アミハン・アブエバ国際ECPAT議長との話し合い

 

日時:12月2日(日)午後1時半~3時

会場:京橋区民館4号室(京橋二丁目67号、電話               03-3561-6340       

参加者:

伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ

藤原志帆子:ポラリス

村田早耶香:かものはしプロジェクト

渡辺奈美子:国際子ども権利センター

森田明彦:子どもの権利活動家(東京工業大学)

アミハン・アブエバECPAT国際理事会議長[]

ヴィティット・ムンターボーン:チュラロンコン大学法学部教授[]

 

【話し合いの概要】

森田

・11月30日に在京ブラジル大使館、ユニセフ駐日事務所、日本ユニセフ協会、外務省人権人道課をアミハン議長と往訪した結果、第三回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議が来年ブラジルで開催されることが最近正式に決定したことが確認された。

・12月13日には最初の準備会合がニューヨークで開催され、アミハン議長も出席する予定。

ムンターボーン

・希望は行動から生まれる。

・子ども参加を第三回世界大会の重要な要素に押し上げるには、世界大会を巡る権力構造に対処しなければならない。

・第三回世界大会では、より多くのコンピューターのハードウェア、ソフトウェア会社、サーヴィス・プロバイダーの参加が望まれる。

・子どもの商業的性的搾取の根絶を目指す上で、法執行は一つの要素でしかない。

・第三回世界大会については、フォローアップと「やり遂げること(follow-through)」が重要である。

アミハン

・第三回世界大会のプログラムは全く決まっていないが、子ども&若者参加が含まれることは間違いがない。

・ブラジルは子どもの商業的性的搾取に関して、素晴らしい取り組みが行われている国である。第三回世界大会のあとに、海外からの参加者はブラジル国内のNGOを訪ねたり、スタディツアーに参加する機会も持つことが有益だと思う。

・第二回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議(横浜会議)の参加者33名+ファシリテーターについて、その後どのような活動をしているのか、レポートをまとめることも有益だろう。

・援助交際のような先進国内の人身売買についても十分な関心を向ける必要がある。

・子どもを対象として買春旅行については、行動綱領(code of conduct)の採択と普及が大きな効果を上げている。

・サイバースペース上の子どもに対する暴力も近年深刻な問題となっている。

ECPATは現在、70カ国で活動するようになっている。

・国際ECPATでは青少年プログラムの運営している。<http://www.eicyac.org/

ムンターボーン

・今後は、地方自治体レベルでの取り組みが重要になる。

Cities of Human RightsUNESCO

Mayors of Child Rights(UNICEF)

アミハン

・世界大会における子ども&若者参加については、参加者一人ひとりがそれぞれの意見を聴き、学ぶことができる十分な時間を与えられることが必要である。

・子どもに対して、十分なサポートが大人から与えられることが重要。

・参加する子どもに対して十分な情報が提供されること、informed participationを実現することが重要である。

ムンターボーン

・ストックホルム大会(1996年)から、情報通信技術の進展は著しいものがあり、世界の子どもと若者を結び付ける上で、ICT(Information and Communication Technology)を有効活用することが重要である。インターネットや最新のテクノロジーを使って世界中から会議に参加することも出来るかもしれない。そのためにはITC業界の参加が不可欠。

アミハン

・子どもの商業的性的搾取問題について、例えば環境問題との関係など、より広い理解を持つ事が必要である。

村田

・子どもの商業的性的搾取問題は地域、国によって大きく異なっており、地域毎の会合を持つ事が必要だと思う。

アミハン

2年ほど前に、横浜会議の中期見直し(mid-term review)が南アジアおよび東南アジアでは行われ、ムンターボーン教授は南アジアの会合に参加した。

(北東アジアにおいて、同様な中期見直し会合は開催されていない)


[] 1992年にECPATフィリピンを設立。1992年より94年まで国際ECPAT副議長、1995年より97年まで国際ECPAT事務局長を務めた。1995年より97年まで第1回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議(1996年)の国際企画委員会委員、第2回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議(2001年)の子ども&若者プログラムのファシリテーターを務めた。

2004年、アロヨ大統領より人身売買に関する省庁間連絡会議における子どもに関するNGOの代表に任命された。(任期は3年)

[] 1990年より94年まで国連の子どもの商業的性的搾取に関する特別報告者。

1996年の第1回および2001年の第2回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議報告書作成責任者。

2004年ユネスコ人権教育賞を受賞。

200473日付で国連の北朝鮮人権特別報告官に任命される。

人権問題に関する世界的権威であり、アジアを代表する知識人の一人。

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