山脇直司『公共哲学とは何か』

2004年にちくま新書として出版されたこの本を久しぶりにきちんと読み返してみた。
実は、私は山脇先生がこの本でもふれている京都の公共哲学京都フォーラムに参加させていただいたことがある。
2005年の晩秋のことである。
しかし、当時の自分は日本ユニセフ協会を辞めたあとの一種のアイデンティティ・クライシスに直面していて、自分の立ち位置が揺らいでいたので、周囲で行われている議論にどう関わっていけば良いのか分からなかった。
山脇先生も、その時のフォーラムに参加されていたのだけど、私の精神状態がそんな感じだったので、きちんと話すこともなかった。
あれから3年。
特に昨年初めからG8NGOフォーラムに参加して、自分のこの社会での役割みたいなものが少しずつはっきり見えてきて、それに伴って、社会における自分の居場所もおぼろげながら見えてきた。
同時に公共哲学を唱導してきた人たちともまた付き合いが始まり、思想としての公共哲学への関心も蘇ったという次第。
私の社会人としてのアイデンティティは半分大学人で、半分NGO界の住人なのだけど、そういう自分にとって公共哲学というのはホントに有効な行動指針となっている。
私自身は、特に人権の基底哲学という領域で意味のある仕事をしたいと努力しているわけなのだけど、そういう学問上の仕事についても、山脇先生の公共哲学は的確なパースペクティブを与えてくれる。
 
この夏は真剣に勉強しましょう。

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