公共哲学

私が勉強しているチャールズ・テイラーを含むコミュニタリアンと呼ばれる思想家たちの思想を主な思想的資源の一つとして独自の発展をしている思想運動がある。
金泰昌先生、山脇直司先生、そして小林正弥先生達が中心になって発展させてきた「公共哲学」と呼ばれる動きである。
この「公共哲学」と呼ばれる運動。
欧米思想の単なる解釈学ではなく、日本の課題を踏まえた実践的な思想と活動を生み出すことを目指している。
「公共哲学」は開かれた思想運動なので、特定の理論体系を持つわけではないのだけど、日本社会に特有の官尊民卑意識や滅私奉公の慣習を打破するために、「公、私、公共三元論」や「活私開公」などを共有の概念として活用している。
当初は一部の学者・知識人による小さな動きだったのだけど、最近は大学の中に公共哲学という講座や学科が出来たり、市民運動の側からも真剣なアプローチがあったり、本格的な実践的思想運動になりつつある。
こういう形で一つの思想が新しい市民運動を作り出していくのは、日本では江戸時代以来のことではないかと思う。
まぁ、西欧近代思想を受け入れて、およそ150年。
日本もそろそろ自前の思想と運動を生み出して、世界に恩返しすべき時だよね。(^O^)/
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