児童ポルノの単純所持

一昨日の私のプログにコメントを書いてくれた元UNICEF子どもネットのメンバーと昨日、電話でお話しをした。
児童ポルノの単純所持を処罰化すれば、警察による不当な捜査を正当化することになるのではないか、という彼の懸念は全く正当なもので、この児童ポルノ改正案の提案者はこの点をどう考えているのか、きちんと説明をすることが必要である。
実は、先週のアメリカンセンターでのセミナーは、この点にかんする米国政府の対応をお聞きするためのもので、その意味でたいへん有意義な内容だったのだ。
ということで、20日の東工大国際人権論の講義には、元UNICEF子供ネットのメンバーにも参加して貰って、現在国会で審議中の児童ポルノ改正法案の是非について議論することとなった。
どんな意見が出るか、楽しみなことです。

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児童ポルノの単純所持」への1件のフィードバック

  1. 昨日の国会中継での松議員の質疑、見ましたよ。でも・・・・正直、ガッカリしました。松さんの考えでは、小さな幼児を虐待している実写映像も実物は存在しない女の子の絵(CG?)とかもひとまとめに区分して、持っているだけで逮捕、厳罰ということですよね?しかもお話の最中、表現の自由など関係ないというような事も言っていました。あと、とにかく全部禁止して、それで出てきた問題は後で追々考えていくようなことも言っていましたが、あれでは誰も諸手を上げて賛成できませんよ。表現の自由って、憲法で保障されている大事な権利ですよね?それを考慮しないって、怖いです。少なくとも、けっして国会議員が口に出して良い言葉ではありません。例えば今の改正法案がそのまま通ると、所持が禁止になる物は捨てないといけないんですよね?そしてそのまま持っていると逮捕されちゃう。しかも、その対象物に表現の自由は認められない。それって 焚 書 じゃないですか?近代以降でそういう焚書をしたのはナチスが有名ですよね。せめて、表現の自由には充分配慮して、関連業界からの意見も広く受け入れた上で法案をまとめていきます、って言ってくれればまだ理解できたのに。本文にある、警察の不当捜査の正当化の点も、やっぱりナチスとか自由への弾圧とか連想してゾッとしてしまいます。このような差別主義的・弾圧主義的な議員さんや関係各員の方の考えには絶対賛成できません。子供を搾取から守るという目的は大いに結構だと思います。立派です。ですが、そのために他の権利を踏み潰していいものでしょうか?規制推進派の方はよく諸外国の例を引き合いに出されますが、単純所持などが規制されている諸外国では、既に諸々の深刻な問題が噴出しています。せっかく周辺に悪い例が沢山あるのに、それを参考にしないとはどういうことでしょうか?表現の自由への配慮、規制後の諸問題への対応策などがきちんと考慮されていることが、まず大前提ですよ。それらの問題がうまく解消できれば、きっと今の改正法案も大勢の支持を受けて採択されるでしょう。ですが逆に言えば、それらの事が考慮されていないなら、理解も支持も得られずこの種の改正案が採択されることも今後はないでしょう。

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