臓器移植法案に異議あり

18日、衆議院で改正臓器移植法案が可決されました。
遺族の同意があれば、0歳児の子どもからの臓器移植も可能となる法律です。
たしかに、これまでの臓器移植法のもとで、国内における15歳未満の子どもの臓器移植が認められなかったため、必要な子どもの臓器を求めて海外に渡航する日本人家族がいたことは大きな問題です。
 
しかし、国連子どもの権利条約第12条1項は、子どもには子どもに影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利があり、かつ、その意見は子どもの年齢および成熟度に応じて考慮されなければならないと定めている。
もちろん、日本はこの条約を署名・批准しています。
 
ところが、今回の改正案が審議されるなかで、当事者である子どもの意見がきちんと聴取されたという話は聞いたことがない。
これが、そもそも国連子どもの権利条約に定める子どもの意見表明権を無視した行為ではないか。
そして、もちろん、改正法案の中に、当事者である子どもの意見表明権に対する言及がないことは、大きな問題です。
 
子どもの権利に関わる者であれば、これは当然、問題提起すべき点だと思います。
 
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