『プンとミーチャのものがたり』が朗読劇になりました

大久保真紀『こどもの権利を買わないでープンとミーチャのものがたり』(自由国民社、2000年)。
 
この絵本は、私が子どもの商業的性的搾取問題に真剣に取り組もうと決心した、きっかけとなった本。

「プン、わたし、あなたと会えてよかった。ここににげてきてからは幸せだったわ。でもね、わたし、夢があったの。あなたと一緒に学校に行って、勉強っていうことをしてみたかったな…」

山村に住んでいた女の子プンは、都会から来た大人にだまされて都会に働きに出掛けて、最初は洋服工場で働かされるが、「もっとお金になる仕事を紹介してやろう」と言われて、何も知らずに売春宿に連れて行かれました。

 そこで、何人もの人から乱暴され、泣き続けていたプンを励ましてくれたのが、同じ売春宿にいた女の子、ミーチャでした。

 二人は、ある晩、売春宿の見張りが寝ている隙に売春宿から逃げ出し、NGOに保護されます。

 お母さんやお姉さんのような人たちの、優しい思いやりの中で、二人の心は、少しずつ穏やかになっていきました。

 しかし、ミーチャは既にエイズに犯されていたのです。

ミーチャは、「勉強っていうことをしてみたかったな…」という言葉を残して亡くなります。

 

この絵本が、アジアの女性とこどもネットワークの皆さんの力で朗読劇になりました。
 
私は、この日は北京で自分のスペシャルワークショップを主宰していて、参加できなかったのだけど、子どもの商業的性的搾取という問題が、この絵本のおかげで少しずつ日本の社会に知られるようになったのは、本当に素晴らしいことです。
 
この絵本のアニメーションビデオは、今でも日本ユニセフ協会で貸し出しをしています。
小学生でも分かる内容です。
ぜひ、ご覧ください。
 
 
 

 

 

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『プンとミーチャのものがたり』が朗読劇になりました」への1件のフィードバック

  1. 大久保さんは尊敬する大学の先輩です。横浜開港イベントにいらしていたのですか。駆けつければよかったです(涙)絵本が朗読劇になったとのこと、すばらしいですね。From Peaceforearth

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