日本は迷走しているのか?

米軍基地の移転問題で、世間は大揺れに揺れていて、私もいろいろと勉強しています。
 
そこで気が付いたのは、冷戦後の日米関係が流動化しているのは、かくべつ日本のせいだけでもないということ。
そもそも、東西対立という明確なフレームワークがなくなり、しかも、9・11以降はテロリストという見えない脅威に対処することが必要になり、さらにお隣の中国が急速に国力を充実させてきているとなれば、北東アジアの政治情勢は必然的に不安定になります。
米国は、その軍事戦略の目標としてテロなどの非対称性の脅威と台頭する中国の脅威に備えるということを掲げていますが、その脅威の中身は冷戦時代のソ連とは違って、明確ではありません。
共産主義国、たとえば中国とか北朝鮮が世界の共産主義化を目指して軍事的な侵略主義に向かって準備を進めているとはちょっと思いがたいものがあります。
中国に関しては、そもそも共産主義あるいはマルクス主義をいまだに信奉しているのかどうかも、疑問になってきています。
アフガニスタンに対する軍事行動が世界のすべてのテロリストを抑圧する最善の手段かどうかも、???です。
しかし、これは非対称性の脅威の特徴なので、米国の政策が間違っていると断定すべきではありません。
 
要するに、脅威の対象が明確でなければ、対処方法も明確ではなくなり、その結果、日本の果たすべき役割も100%明確ではなくなってきているのが最近の状況ではないか。
 
もちろん、国際政治というのは厳しいものなので、現在の北東アジアの政治状況を踏まえれば、米軍が日本に駐留することは絶対に必要ですが、その「あり方」については冷戦時代とはちがっていろいろと再検討する余地ないし必要性が冷戦時代に比べて出てきたというのが、最近の情勢なのだと思います。
 
こういうときには、冷静に、現実を踏まえつつ、日本がとりうる選択肢を考えることが大切だと思います。
本当に重要な問題は、米軍基地の県外移設の是非ではなく、日本と(世界)の人々の安全を守る上で、日米関係はどうあるべきか、ということなわけで、これには日本の戦争責任の問題とか、歴史的な課題も振り返る必要があります。
 
私も、さらに勉強してみたいと主ます。
 
 
 
 
 
 
 
 
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